埋立塵芥の分解ガスが植栽木に及ぼす影響とその対策に関する実験的研究

重松 敏則

doi:10.5632/jila1934.44.179

埋立塵芥の分解ガスが植栽木に及ぼす影響とその対策に関する実験的研究

DOI 日本農学文献記事索引 Web Site Web Site Web Site 参考文献2件

重松敏則

大阪府立大学農学部造園学研究室

書誌事項

タイトル別名

The effect of gases generating from buried rubbish on planted trees and the methods of improvement
ウメタテジンカイノブンカイガスガショクサイボクニオヨボスエイ

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説明

塵芥埋立地ではメタンガス発生の為, 植栽木の多くが枯死その他の影響を受ける。アラカシ, ケヤキ, ナンキンハゼを用いた現地での栽培実験によ,(1) 一度メタンガスの還元作用を受け固結化した現地土は, 全て客土しなおす必要のある事,(2) ガス発生が継続している場合には, 客土層の周囲から侵透するガスを全て阻止しなければならぬ事,(3) 樹木の良好な生育には有効土層中の酸素が少くとも17.5%以上, 必要な事が明らかとなった。