都市公園内における芝生地の消失について

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タイトル別名
  • On the Disappearance of Lawn Areas in Urban Parks
  • トシ コウエン ナイ ニ オケル シバフチ ノ ショウシツ ニ ツイテ

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抄録

つくば研究学園都市内の17公園を対象に芝生地の消失について調査した。それは公園計画や公園設計において確保されるべき芝生地の面積や公園管理における芝生地の整備水準を明確にするためである。現地での調査から芝生地が消失する要因は, 樹陰, 雑草との競合, 過剰利用であることが判明した。その要因の中でも樹陰による消失は最も大きいことが確認できた。この要因を解析するために芝生の生育状況と周囲の植栽状況の関係を調査した。年平均可照時間が300~400分以上では芝生が生育し, 未満では消失する箇所が多かった。また, 消失は植栽状況に影響されることも確認した。芝生地の消失は公園の開園からの年数には影響されることはなかった。

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参考文献 (11)*注記

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