投資家の主観性を導入した平均分散理論の拡張による均衡価格の導出

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  • Equilibrium Pricing Extending the Mean-Variance Theory with Investor's Subjectivity
  • トウシカ ノ シュカンセイ オ ドウニュウ シタ ヘイキン ブンサン リロン ノ カクチョウ ニ ヨル キンコウ カカク ノ ドウシュツ

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抄録

金融資産に対する均衡価格を導出することは,経済の持続的発展をもたらす意味で非常に重要なことであり,近年,投資理論の最も基本的でかつ根幹をなす平均分散理論を利用し,市場の金融資産に対する均衡価格の導出に関する研究が進められている.ただし,既存研究では,理想的な状況下での均衡価格が導出されており,投資家の主観性や情報の非対称性が組み込まれていない.よって本発表では,主観性をファジィ理論,特にファジィ加重平均を用いることで平均分散理論を拡張し,新たな均衡価格の導出を目指す.

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