骨盤ベルトの大腿骨大転子部周辺における応力分布計測システムの開発

  • 清水 祐亮
    福井大学大学院工学研究科知能システム工学専攻
  • 長宗 高樹
    福井大学大学院工学研究科知能システム工学専攻 神戸大学大学院医学研究科整形外科学
  • 大江 啓介
    神戸大学大学院医学研究科整形外科学
  • 李 相亮
    神戸大学大学院医学研究科整形外科学
  • 新倉 隆宏
    神戸大学大学院医学研究科整形外科学
  • 黒田 良祐
    神戸大学大学院医学研究科整形外科学
  • 黒坂 昌弘
    神戸大学大学院医学研究科整形外科学

書誌事項

タイトル別名
  • A Development of Force Distribution Measurement System Around Greater Trochanter Under Pelvic Belt

説明

骨盤ベルトは骨盤骨折患者に対する応急処置器具である.その目的は骨折により不安定になった骨盤の安定及び,骨盤内部の臓器や動脈による出血のコントロールである.しかし,現在の骨盤ベルトは男女や人種の違いを考慮したものはない.本研究の目的は,今後の骨盤ベルト開発における基礎となるように骨盤ベルト着用時における評価を行うシステムを開発することである.特に骨盤ベルト着用時には大腿骨大転子部付近に骨盤ベルトを装着することや,大転子部は褥瘡が発生しやすいと報告されている.骨盤ベルトと身体の間に発生する圧力は大きなものであり評価を行う必要が高いと思われる.そこで骨盤ベルトと身体の間に発生する圧力とその分布を計測し評価を行う.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205674078848
  • NII論文ID
    130005480504
  • DOI
    10.14864/fss.30.0_520
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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