アージ・システムに基づく自己充足モデルのための適応的行動選択
書誌事項
- タイトル別名
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- Adaptive Action Selection for Self-sufficiency Model Based on Urge System
説明
近年,人との関わりを主としたロボットの開発が多く行われている.これらのロボットが実社会で人と共生していくことを考えると,ロボットには自身の活動を妨げるような問題を解決し,自己を維持していくことが求められる.自己維持機能として,例えば人の赤ん坊は,母親に心理・生理状態を察知してもらうことにより手助けをしてもらい自己の維持を果たしていると考えられる.そこで本稿では,人の手助けを利用し,表情や音声などで手助けを積極的に要求するヒューマン・ロボット・インタラクションについて考える.本稿では,ロボットの行動出力判断に多項ロジットモデルを用いた自己充足モデルを提案する.多項ロジットモデルは,人間の「判断」のモデル化に適した数理モデルであるため,ロボットはユーザに対してより柔軟かつ適切な行動を選択できると考えた.
収録刊行物
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- 日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集
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日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集 27 (0), 29-29, 2011
日本知能情報ファジィ学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205674252032
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- NII論文ID
- 130004591897
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可