自己接触錯覚をもとにした身体伸縮感覚の誘発における各モダリティーの効果
書誌事項
- タイトル別名
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- Modality Effect on Sense of Extension or Retraction Based on Self Touch Illusion
説明
物理的に離れた左右の手に同期的な振動刺激「触覚—触覚間同期」を与える事で双方の手が接触する感覚を与える自己接触錯覚(self touch illusion:STI)において、お互いの手が引き合うような形で位置感覚の変化(proprioceptive drift)が生じる事が知られている。本研究ではSTIを誘発した状態で物理的な手の位置を動的に制御し、さらにHMD上で位置感覚の変化に合わせた指の伸縮イメージを含むCGイメージを呈示することで、指の伸縮感覚を誘発する装置を開発した。この装置を用いて、特定の感覚提示のみをキャンセルする事によって身体伸縮感覚の誘発における各モダリティーの効果を検証したところ、振動同期の効果はSTI、伸縮感覚両者に強力に作用している一方で、視覚の効果は限定的だった。すなわち、STIで形成される自己接触イメージが伸縮感覚の基底をなしていることが示された。
収録刊行物
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- 日本認知心理学会発表論文集
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日本認知心理学会発表論文集 2015 (0), 17-17, 2015
日本認知心理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205675910784
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- NII論文ID
- 130005488997
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可