時間分解第二高調波発生によるカリウム吸着Cu(111)表面における表面フォノン構造の観測

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Surface phonon structure at a K-covered Cu(111) surface studied by time-resolved second harmonic generation

抄録

Cu(111)表面上に吸着したカリウム単一吸着層は六方格子をとり,被覆率の増加 に伴いその対称性と配向を維持したままK-K間の距離が圧縮される.このような 構造変化に対してどのように吸着種の表面法線方向の伸縮振動が影響を受ける かに着目して,時間分解第二高調波発生によりコヒーレント表面フォノンを観測 した.その結果,一層目が完結する直前にKの伸縮振動数(3THz)が1.3THzと大き く変化することを見いだした.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205678547328
  • NII論文ID
    130004673893
  • DOI
    10.14886/sssj2008.28.0.104.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ