共鳴光電子分光法を用いたFe2P(0001)面の電子状態分析

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タイトル別名
  • Electronic structure of Fe2P(0001) studied by resonant photoemission spectroscopy

抄録

Fe2P(0001)面の電子状態を共鳴光電子分光法で測定した。価電子帯スペクトルは0-4 eVのFe 3d-P 3p混成バンドと6-8 eVのサテライトピークから構成される。メインバンドの積分強度を光エネルギーに対してプロットすると、53 eV付近で極小となる。これはよく遮蔽された終状態を持つFe 3dの光電子放出に特有の現象であり、メインバンドがFe成分を含むことを示唆する。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205679588352
  • NII論文ID
    130005473150
  • DOI
    10.14886/sssj2008.33.0_99
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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