コロイド水溶液のシクロデキストリンによるナノサスペンション化:連続濃度変化法NMRスペクトルによる非単一ストイキオメトリー包接挙動の直接定量解析

DOI
  • 高橋 圭子
    東京工芸大学工学部生命環境化学科・ナノ科学研究センター
  • 森本 嵩世
    東京工芸大学工学部生命環境化学科・ナノ科学研究センター
  • 成澤 俊明
    東京工芸大学工学部生命環境化学科・ナノ科学研究センター

書誌事項

タイトル別名
  • Nanosuspension preparation with cyclodextrin from colloidal solution; quantitative analysis of inclusion complexes with various stoichiometry by continuous concentration method of NMR spectroscopy

説明

集合体形成性色素(Congo red、benzopurpurin)水溶液にシクロデキストリン(CyD)を添加すると包接化合物を形成し、集合体は崩壊する。包接体のシフトは独立して観測され、CyDと、色素の総濃度を一定としたNMR測定の結果、化学シフト積分比から、集合体、色素:CyD=4:1,2:1,2:2などの異なるストイキオメトリーを混合系で決定できた。温度依存性や各CyD特性、分子構造についても報告する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205679830912
  • NII論文ID
    130004597309
  • DOI
    10.14916/hgsupra.2011.0.32.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ