垂直剪断力による断面の反りが船体の縦曲げ最終強度に及ぼす影響に関する研究(第2報)
書誌事項
- タイトル別名
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- Influence of Warping due to Vertical Shear Force on Ultimate Hull Girder Strength(2nd Report)
説明
船体の縦曲げ強度を考える場合,通常は最大の曲げモーメントが生じる断面を対象として強度評価を実施する。すなわち,剪断力の影響は考慮されていない。一方,バルクキャリアが隔倉積みを行った場合のように,曲げーメントが最大となる断面の近傍で,大きな剪断力が発生する断面が存在することがある。この場合,剪断力の影響を考慮した縦曲げ最終強度解析が必要であると思われる。本論文では,まず剪断力によって断面に発生する剪断応力および反り応力を求める方法について説明する。この結果を用いて,スミス法による縦曲げ逐次崩壊解析を実施し,垂直剪断力が縦曲げ最終強度に及ぼす影響について考察する。
収録刊行物
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- 関西造船協会講演概要集
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関西造船協会講演概要集 2004A (0), 2-2, 2004
社団法人 日本船舶海洋工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205690176768
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- NII論文ID
- 130007011539
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可