A study on the eating habits of women's college students

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Other Title
  • 女子短期大学生の食生活に関する研究
  • Skipping breakfast, dietary patterns and awareness
  • 朝食欠食と食事バランスの認識および実際

Abstract

(目的)現在、若者の食生活の乱れは顕著であり、食教育の充実が望まれる。本学では、全学生を対象とした給食を実施しており、給食を活用した食育のあり方を検討している。これまでの研究で、朝食欠食が多いこと、おかず食べの傾向があること、給食を残す者は朝食以外の食事でも欠食が多いことがわかった。そこで本研究では、朝食欠食、食事バランスの認識および実際を明らかにするために、調査・検討を行った。 <br> (方法)本学食物栄養科の学生を対象に、無記名自記式アンケート調査を行った。調査時期は2012年10月、有効回答数は160名であった。調査内容は、朝食の欠食頻度とその理由、主食・主菜・副菜の認識および正しいバランスの認識、実際の食事での主食・主菜・副菜のバランスについてであった。 <br>(結果および考察)朝食について、欠食者は57名、欠食のない者は103名であった。朝食欠食者の欠食頻度は1週間あたり平均3.1回であった。欠食の理由は、時間がない(48.3%)、習慣がない(19.3%)が多くを占めた。主食・主菜・副菜の認識度はほぼ100%であった。しかし、主食と副食との正しいバランスについては28.8%、主菜と副菜については55%と認識度が低かった。実際の食事では、朝食欠食頻度が高い者ほど、バランスの悪い食事形態となっていた。以上のことより、給食を教材として活用し、正しい食事バランスを知らせるとともに、講義や調理実習を通して食生活全体についての正しい認識と実践意欲を高め、行動変容を促すことが重要だと考えられた。

Journal

Details 詳細情報について

  • CRID
    1390001205691918720
  • NII Article ID
    130005044308
  • DOI
    10.11402/ajscs.25.0.85.0
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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