タウンページデータベースを利用した商店街・商店群の抽出と商業機能の分析
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- 高阪 宏行
- 日本大学文理学部地理学科
書誌事項
- タイトル別名
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- Extraction of shopping streets using Town Page Database and an analysis of their retail functions
- A case study of Tokyo Prefecture
- -東京都の場合-
説明
東京都の商店街と商店群を抽出するためには、NTT東日本、NTT西日本のタウンページ(職業別電話帳)に掲載される情報をテ゛ータヘ゛ース化したタウンページデータベース(TPDB)を利用した。商店街・商店群を把握する上で、TPDBの利点は、掲載情報(店舗)だけでなく、経緯度を付与し組み合わせて利用することができることである。経緯度を用いるならば、店舗間の距離を計測することができる。また、店舗に業種コードが付いているので、業種構成も明らかになる。ただし、タウンページに掲載しない場合や1店舗で複数掲載を行う場合もあるため、全店舗数と必ずしも一致しない点を考慮する必要がある。 商店街・商店群の抽出で取り上げた業種は、日常の消費生活で使われている、歓楽、飲食、食品、衣料品・装身具、家庭用品、文化・娯楽、金融・保険、教育、医療・美容、行政・サービス、車両の11業種である(表1:省略)。販売品目・サービス別店舗の種類数は168に及び、いずれも日常の消費生活で使われている。今回使用したTPDBでは、東京には168種類の店舗が約25万店ある。本研究では、TPDBのこの25万店の情報を使用して、GIS上で商店街・商店群を抽出することである。
収録刊行物
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- 日本地理学会発表要旨集
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日本地理学会発表要旨集 2009f (0), 67-67, 2009
公益社団法人 日本地理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205693424128
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- NII論文ID
- 130007016317
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可