Analysis of lunch box menu for infant in cookbooks
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- Matsumoto Misuzu
- Otsuma Women's University
Bibliographic Information
- Other Title
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- 料理本にみるキャラクター弁当の分析
Abstract
目的 弁当文化が、中国から伝えられたのは中世末である。江戸時代には、物見遊山や芝居見物などの行楽弁当が一般化した。近年は、アニメのキャラクターなどを、弁当箱のなかに作り上げるキャラクター弁当が流行しており、書店には幼児向け弁当に関する料理本が多数並んでいる。幼児期の食事内容は発育・成長に直接かかわり、食嗜好形作観点からも重要であり、昼の弁当も疎かにはできない。そこで、本研究では、料理本に掲載されている幼児向けキャラクター弁当について食事内容を分析し、その特徴を明示することを目的とした。<BR>方法 幼児向けキャラクター弁当を掲載している料理本5冊を資料として選択した。これら料理本の著者は、2冊は料理を専門的に学んだ人、1冊は美術を専門的に学んだ人、残り2冊は現役の一般の人たちである。調査内容は、それぞれの弁当の主食の種類、主食の味付け、副食の種類、副食の味付け、デザートの有無などである。また、分量が記載されていた弁当については栄養計算も行った。<BR>結果 各料理本に掲載されていた弁当記事は、40~120件であった。主食としては、どの料理本でも飯が最も多く用いられており、出現率は、高い本で90%、低い本で54%であった。その次の主食としては、パン、麺の順であった。ホットケーキミックスの素やじゃがいもまんじゅうが主食として扱われていた弁当があった。主食の飯は、白飯のまま弁当箱に詰めるではなく、醤油、麺つゆ、でんぶなどで味と色をつけた飯が用いられていた。味付け飯の出現率は、高い本で81%、低い本で32%であった。うす味になじませることが幼児期には重要であり、これら料理本の提供する情報が、幼児の食嗜好形成に悪影響を及ぼすことが危惧される。
Journal
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- Abstracts of the Annual Meeting of the Japan Society of Cookery Science
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Abstracts of the Annual Meeting of the Japan Society of Cookery Science 22 (0), 196-196, 2010
The Japan Society of Cookery Science
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205693941504
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- NII Article ID
- 130007016928
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed