炭素・窒素安定同位体比を用いた養殖および天然スネークスキングラミの食性に関する比較研究

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タイトル別名
  • Comparative study on the feeding habits of farmed and wild snakeskin gourami using stable carbon and nitrogen isotopes

抄録

ベトナム・メコンデルタにおいてスネークスキングラミの養殖は、重要な農業の一つである。本研究では、魚の筋肉とエサの炭素・窒素安定同位体比の組成を調べることにより、養魚と天然魚の食性を比較する。調査の結果、養魚と天然魚の摂取した炭素と窒素の起源には違いがあった。養魚は商用餌料と底生動物を摂食して同化する割合が高いと推定される。農家が餌として使用する米ぬかは、消化・吸収効率が良くない可能性が示唆される。

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  • CRID
    1390001205696447488
  • NII論文ID
    130005473942
  • DOI
    10.14866/ajg.2014s.0_100354
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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