希少山野草の盗掘対策に関する研究-岩手県早池峰山を対象として-
書誌事項
- タイトル別名
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- Study on Anti robbed of rare mountain wildflower-As for Hayachineyama in Iwate-
説明
近年、生物多様性が盛んに議論される中、日本の野生植物種は自然環境の変化と並んで盗掘により減少を続けている。本研究では、①日本における盗掘の現状とその対策を把握し、②対策の一つとして特に有効と考えられるパトロールに焦点を当て、その継続要因を明らかにする。また、③活動を行う際に重要なボランティアのような民間の人員を確保する手段を検討する。これらは2種類のアンケート、新聞記事の検索、及び岩手県早池峰山を対象としたヒアリングにより明らかにした。<br> その結果、①については、東北・中部地方を中心とした東日本に盗掘の事例が多い事が分かった。また、実施されている対策として、パトロール・看板の設置・人工増殖をはじめとする12種類が上がった。②については、対象地で活発に活動するボランティア団体の存在が大きい事が分かった。また、ボランティアを支援する行政の働きかけも重要である。③については、年代に応じた募集方法が必要であると分かった。若い世代には実際に活動している姿を見せてアピールすることが必要であり、40~50代は職場などでの知人関係により周知する事が必要である。
収録刊行物
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- 日本森林学会大会発表データベース
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日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 616-, 2013
日本森林学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205706071296
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- NII論文ID
- 130005048770
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可