アナログ記録とデジタル記録による流出量観測値の相違

書誌事項

タイトル別名
  • Comparison of the calculated discharge volume with digital and analog records

説明

森林小流域からの河川流出量観測には、従来フロート式自記水位計によるアナログ記録が主に用いられてきた。しかし近年の圧力式水位計などの発達により、水位データがデジタル式に記録されるようになってきた。アナログ記録の場合、水位変動の極大値はほぼ確実に記録されると考えられるが、デジタル記録の場合、測定間隔によっては極大値を取り逃すことが、考えられる。長期にわたる流出量データを比較するためには、両者の違いの程度を把握する必要がある。本研究では、流出量の計算に両者の違いにより、実際には流出量計算値にどの程度生じるのか、不都合のない測定間隔はどの程度なのかを、実際に観測されたアナログ、デジタルによる記録を比較することにより検討する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205706270464
  • NII論文ID
    130005048725
  • DOI
    10.11519/jfsc.124.0.576.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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