タイムラプスカメラによるツシマウラボシシジミの分布調査法の検討
書誌事項
- タイトル別名
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- Investigation of the usability of a time-lapse camera to study the distribution of <i>Pithecops fulgens tsushimanus</i>
抄録
希少種のチョウは個体数が少ないため、分布の確認には長時間、あるいは広範囲の調査が必要となる。その一方で、専門家以外によるチョウの目撃情報は、種同定の信頼度について判断が難しく、調査を実行可能な人材は限定される。また、希少種のなかには頻回な調査やアクセスが困難な離島や高山地帯を分布域とするものもあり、専門家がかけられる調査量には限界がある、そこで、専門家以外にも実行可能かつ信頼度の高い調査方法として、タイムラプスカメラ調査について検証した。本研究の目的は、タイムラプスカメラでツシマウラボシシジミを撮影できるか、また撮影された画像から種同定ができるかについて明らかにすることとした。 調査地は、長崎県対馬市のツシマウラボシシジミの放蝶地点、放蝶地点から200m離れた地点、本種の卵、幼虫、蛹の目撃地点の3カ所とした。5台のタイムラプスカメラにより、本種の食草または吸蜜植物を20秒間隔で、約1ヶ月間、継続的に撮影した。総撮影枚数約27万枚のうち、740枚で本種と同定されるチョウが撮影された。
収録刊行物
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- 日本森林学会大会発表データベース
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日本森林学会大会発表データベース 127 (0), 338-, 2016
日本森林学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205706776832
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- NII論文ID
- 130005166873
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可