ミームとミームマネージメントの可能性

  • 近藤 史人
    日本ヒューレットパッカード株式会社
  • 古川 忠始
    株式会社 古川電機製作所
  • 吉田 信人
    ブラザー工業株式会社マシナリ・アンド・ソリューション カンパニー経営企画部 IT推進グループ
  • 川口 恭則
    トヨタ自動車(株)元町工場 BR海外自立支援室
  • 串戸 一浩
    ニューソン株式会社 e-Planning推進室
  • 鈴木 常彦
    中京大学情報科学部情報科学科

書誌事項

タイトル別名
  • Meme and the possibility of meme management

説明

1976年,R・ドーキンスによる「利己的な遺伝子」の発表以来,文化遺伝子,ミームの概念は,S・ブラックモア,R・ブロディ,佐倉統などにより掘り下げて論じられてきた.ここではミームの発生過程を伝統的ダーウィニズムの模倣-変異-淘汰による偶然の産物とするにとどめず,I・プリゴジン,S・カウフマンの自己組織化の論理をミームにも適用し,マルチエージェントが自己触媒となり,散逸構造を形成するプロセスと仮定して考察する.環境に対する全体最適の価値観を自己触媒のモメンタムと捉えることで,21世紀型のサステイナブルな創発型組織モデルを形成し得るミームマネージメントの可能性を考察する.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205708591744
  • NII論文ID
    130005049041
  • DOI
    10.11497/jasmin.2002f.0.36.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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