生き残り経営における「語り」という言語行為の戦略性に関する一考察
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- 増田 靖
- 水道機工株式会社
書誌事項
- タイトル別名
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- A study on the strategic characteristic of the speech act "Katari=Antenarrative" in survival management
説明
本報告では、企業の生き残り戦略を具現化し、実効性のあるものとする経営現場における「語り」という言語行為に注目する。近年大規模な事故や災害が多発し、事業継続計画(BCP)の策定が促進されている。特に東日本大震災以降、BCPの有効性が評価されている。本報告では、3.11以前にBCPを策定し、見事早期復旧を果たした、2つの企業の事例を考察する。その際、単にBCPを策定するだけでなく、それを有効に機能させ、生き残りを可能ならしめた経営現場を「語り」論の枠組みで分析する。経営現場において、行為遂行性のある「語り」という言語行為が、いかに創発性のみならず、戦略性をも発揮するかを議論する。
収録刊行物
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- 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
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経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 2013s (0), 177-180, 2013
一般社団法人 経営情報学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205708825984
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- NII論文ID
- 130005049524
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可