プラットフォーム戦略における ネットワーク効果の先行研究と事例を通じた考察
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- 加藤 和彦
- 名古屋産業大学 早稲田大学IT戦略研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- A study of network effects by reviewing the previous works and case analyses in the platform strategy
- マルチフォーミングとスイッチングならびにドミナント化を中心として
- The discussion in terms of the multi-homing, switching and dominant situation
説明
本稿は、プラットフォーム戦略においてネットワーク効果の果たす役割について考察する。はじめに、ネットワーク上のソフトウェアやサービスにおけるネットワーク効果に関する先行研究を整理し俯瞰する。その上で事例を取り上げ、ネットワーク効果がいかに自社製品へのスイッチングやドミナント化に関係しているのかを参照する。そこでは、プラットフォーム提供者の戦略上のインプリケーションとして、マルチフォーミング状況下の同一階層レベルでの補完製品を利用したネットワーク効果の増大や、上下隣接階層レベルでの補完製品からのネットワーク効果の乗っ取り、非依存性によるネットワーク効果の統合によるドミナント化の仕組みを明らかにする。
収録刊行物
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- 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
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経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 2015s (0), 145-148, 2015
一般社団法人 経営情報学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205709652864
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- NII論文ID
- 130005491480
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可