因果連鎖とビジネスモデル

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タイトル別名
  • Causal Chain and Business Model
  • Self-enforcing of Differentiating Mechanism and the Unintentional Result
  • 仕組の過剰自己強化と意図せざる効果

抄録

経営情報学会2007年度論文賞受賞講演。 当該論文である根来・徳永論文(2007)は、「ある経営資源」+「ある自社活動」と定義される「仕組」が事業活動の中でループ構造的に強化される「仕組の自己強化」のメカニズムの解明を試みるものである。そのために、まず、分析の前提となっている「現実についての想定」として、仕組の自己強化が本質的に「意図せざる結果」を導く構造が現実の中に存在することを示す。次に、ループ構造の過剰回転(仕組の過剰自己強化)による「強さの弱さへの転化」のモデルを提示する。そして、上記のモデルの妥当性を確認するため、日本語ワープロソフト市場における「一太郎とWordの攻防の歴史」の事例分析を行う。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205709753472
  • NII論文ID
    130004606120
  • DOI
    10.11497/jasmin.2008s.0.3.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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