媒介型プラットフォームの考察

  • 溝下 博
    広島大学大学院社会科学研究科マネジメント専攻

書誌事項

タイトル別名
  • A Review of Intermediary Platform
  • PFの仲介者の戦略
  • Strategies of Platform Mediator

説明

プラットフォームビジネスでは、先発性やネットワーク効果などによって1つあるいは少数の製品やサービスが市場で高い支配力を持つ状況が起こりやすい。しかし、このような寡占化した市場にあっても、新たな製品やサービスを投入し、一定の存在として認められる企業が現れることも珍しくない。先行研究では、基盤型プラットフォームの事例を通して、後発企業がいかに自陣営のプラットフォームの支配力を高めたかが論じられた。本稿では、媒介型プラットフォームにおいて、後発の事業者が既存のネットワーク効果を活かしつつ、先発の事業者と協調した戦略を採用している事例を考察し、プラットフォーム事業者の戦略に関する新たな仮説を提起する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205709868672
  • NII論文ID
    130005491507
  • DOI
    10.11497/jasmin.2015s.0_33
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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