価格・生産・投資調整機能を内包した人工経済システムの資金循環マルチエーシ゛ェントシミュレーション

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タイトル別名
  • Multi-Agent Simulation of Fund Circulation in an Artificial Economic System Involving Self-Adjusting Mechanism of Price, Production and Investment

抄録

マルチエージェントシミュレーションは近年広く社会問題や金融システムの解析に用いられている。一方種々の社会問題は多くの場合経済問題と密接な関係を有しているが、マクロ経済問題へのマルチエージェントモデルの適用例は比較的少ない。本研究では、生産者、消費者および銀行で構成され、価格・生産・設備投資の調整機能を内包する人工経済システムの資金循環マルチエージェントモデルを構築した。その結果、生産者や消費者のミクロ的な行動ルールとそれらの相互作用から市場価格の均衡や資金循環、景気循環などのマクロ的な経済システムの特徴を再現できることがわかった。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205709978624
  • NII論文ID
    130004606234
  • DOI
    10.11497/jasmin.2009f.0.44.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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