太平洋型カシノナガキクイムシの誘引物質の探索

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タイトル別名
  • Searching attractant of the Southern platipodid beetles

抄録

ナラ枯れのベクターであるカシノナガキクイムシ(以下カシナガ)には日本海型と太平洋型が存在し、太平洋型カシナガは集合フェロモンは確認されておらず、またカイロモン成分も確認されていない。本研究では、コナラ、コジイ、ウバメガシを用いて研究室内において太平洋型カシナガ雄成虫を穿入させ、穿入木から放出されている揮発性成分を吸着剤により捕集し、その成分をGC-MSで分析するとともに、和歌山県田辺市の個体と静岡県浜松市の太平洋型カシナガを用いて、触角の生体電位を用いるGC-EAD法により分析を行った。それぞれの樹種から揮発性成分を比較し、GC-EAD分析で触角に反応した成分に関してY字管を用いた室内行動選択試験でその活性を比較した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205710520704
  • NII論文ID
    130005491169
  • DOI
    10.11519/jfsc.126.0_656
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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