送金することと継続するカヴェンガの意義
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- 西谷 真希子
- ラトローブ大学
書誌事項
- タイトル別名
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- The Significance of Remittances and Kavenga
- Case Studies of Women of Tongan Descent in Melbourne, Australia
- オーストラリア、メルボルン在住のトンガ人女性を事例に
抄録
本発表は、20代から30代の移民二世のトンガ人女性たちの送金活動に注目し、彼女らの送金する相手との関係性や、相手の居住場所、送金の動機などを分析することで、先行するトンガ人と送金をめぐる議論に考察を加えることを目的にしている。移民社会においても現在もなお重要視されている義務概念、カヴェンガと、その義務において財のやりくりの責任者となる女性に注目しながら、現代の送金の動態について検討する。
収録刊行物
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- 日本文化人類学会研究大会発表要旨集
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日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2011 (0), 161-161, 2011
日本文化人類学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205712046464
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- NII論文ID
- 130004605408
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- ISSN
- 21897964
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可