落葉広葉樹林における水蒸気・CO2フラックス観測

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タイトル別名
  • Eddy covariance analysis of water vapor and CO2 fluxes observed in a deciduous broad-leaved forest

抄録

筆者らは、サイトの比較として信楽サイト(本試験地)、白神サイト(青森県)、大洲サイト(愛媛県)の大気・水・炭素循環の観測を行い森林の違い、気候の違い、地質の違いが対象地域の水・熱・炭素循環にどのように影響するのかを明らかにし、地表と大気をつなぐ熱・水・炭素循環モデルの構築をめざしている。本報告は、滋賀県甲賀市信楽町の落葉広葉樹林で、試験地流域において水蒸気・CO2フラックス観測データおよそ1年分の解析結果である。その結果、年間のETは約612mmとなった。同時期の年間雨量1630.2mmの約38%である。一方、CO2の解析は、年間のNEEは-143.2gCm-2yr-1であった。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205712784256
  • NII論文ID
    130005482071
  • DOI
    10.11520/jshwr.27.0_100141
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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