樹形モデルを用いた人工林の幹・枝貯留量の推定と樹冠遮断モデル
書誌事項
- タイトル別名
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- Estimation of Storage of Rainwater by Stems and Branches of Tree and Iterception Model
抄録
本研究では、大竹らが提案した樹形モデルを用いてスギ・ヒノキの幹・枝の表面積を推定するとともに、樹木表面に付着・吸収される水量を実際に測定することによって、幹・枝貯留量を推定した。その結果、試験プロット面積に対する幹・枝の合計表面積の比は、スギで3.0、ヒノキで5.1となった。また、等価水深で表した幹・枝貯留量は、スギで1.1mm、ヒノキで1.9mmとなった。そして、これらの値をモデルパラメータとする樹冠遮断モデルを適用して、調査プロット内の林内雨量を計算し、実測林内雨量と比較したところ良好な結果を得た。<br>
収録刊行物
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- 水文・水資源学会研究発表会要旨集
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水文・水資源学会研究発表会要旨集 25 (0), 102-, 2012
水文・水資源学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205713083136
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- NII論文ID
- 130004628343
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可