The relation of transcreption factor NR5A1(SF-1) to luteinizing hormone (LH) -induced androstenedione production in bovine theca cells.
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- MURAYAMA Chiaki
- Obihio University of Agriculture and Veterinary Medicine
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- MIYAZAKI Hitoshi
- Graduate school of life and Environmental sciences, University of Tsukuba
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- MIYAMOTO Akio
- Obihio University of Agriculture and Veterinary Medicine
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- SHIMIZU Takashi
- Obihio University of Agriculture and Veterinary Medicine
Bibliographic Information
- Other Title
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- ウシ卵巣卵胞膜細胞の黄体形成ホルモン(LH)誘導型アンドロステンジオン産生機構における転写制御因子NR5A1(SF-1)の関与
Abstract
【目的】脳下垂体から分泌される黄体形成ホルモン(LH)はウシ卵巣においてステロイドホルモンの産生を促す主要な因子である。卵胞膜細胞は顆粒層細胞で産生されるエストラジオールの基質であるアンドロステンジオン(A4)を産生分泌する。StARおよびCYP17などのA4産生関連酵素の遺伝子発現には転写制御因子であるNR5A1(SF-1)が関与することが知られているが、卵胞膜細胞におけるその分子機構は不明のままである。本研究ではLH刺激によるA4産生の分子機構を明らかにする目的で、培養卵胞膜細胞に低用量および高用量のLHを感作し、A4産生とNR5A1の動態との関連を調べた。【方法】ウシ卵巣内卵胞(直径10-15mm)から卵胞膜細胞を分離採集した。高用量(50 ng/ml)LHを24時間前感作した後低用量(2.5 ng/ml) LH処理した。低用量LH処理後、0, 48および96時間で培地および細胞を回収した。培地中のA4濃度をEIA法により測定した。また回収した細胞からStARおよびCYP17のmRNA発現をリアルタイムPCR法により定量した。分子的機序を解明する目的で培養48時の細胞を用い、NR5A1の細胞内局在をウエスタンブロット法および細胞蛍光免疫染色法で解析した。さらにNR5A1のプロモーター領域への結合についてクロマチン免疫沈降法を用いて解析した。【結果および考察】培地中A4濃度、StARおよびCYP17遺伝子発現は対照区に比べ低用量LH処理区で有意に増加した。さらに低用量LH処理はNR5A1タンパク質の細胞質から核への移行を促進した。StARおよびCYP17のプロモーター領域へのNR5A1の結合度合は、低用量のLH処理で有意に増加したが、高用量LHの前感作はその増加を阻害した。以上の結果から、LH刺激によるA4産生促進には転写因子であるNR5A1の核移行が関与するが、StARやCYP17遺伝子プロモーター領域へのNR5A1の結合能はLH作用強度により変化することが明らかになった。
Journal
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- The Journal of Reproduction and Development Supplement
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The Journal of Reproduction and Development Supplement 102 (0), 1007-1007, 2009
The Society for Reproduction and Development
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205714181120
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- NII Article ID
- 130007022508
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed