14MeV中性子直接問かけ法によるGd混入ウラン廃棄物の測定
書誌事項
- タイトル別名
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- Measurement of Gd Mixing Uranium Waste by 14MeV Neutron Direct Interrogation Method
説明
従来のアクティブ中性子法では中性子毒物であるガドリニアの混入したウラン廃棄物は測定不可能とされていた。そこで、原研で開発した14MeV中性子直接問かけ法を採用したガドリニアが混入したウラン廃棄物測定が可能か否か、また、その検出特性にどのような影響があるかを明らかにするため、連続エネルギーモンテカルロコード(MVP)を用いた計算機実験により検討を行った。その結果、7.5wt%のガドリニアが混入したウラン廃棄物の測定においても、位置感度差や測定感度に対する悪影響は殆ど無く、検出限界濃度は0.0113Bq/gとなり、ウラン廃棄物のクリアランスレベルの濃度の検認を可能とする測定感度を有することが明らかとなった。
収録刊行物
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- 日本原子力学会 年会・大会予稿集
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日本原子力学会 年会・大会予稿集 2004s (0), 667-667, 2004
一般社団法人 日本原子力学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205716930688
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- NII論文ID
- 130007025506
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可