照射後試験データに基づく高速炉燃料ピン束変形挙動解析コード"BAMBOO"の検証
書誌事項
- タイトル別名
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- Validation of a FBR Fuel pin Bundle Deformation Analysis Code "BAMBOO" by using the post irradiation examination data
抄録
BDI(Bundle Duct Interaction:バンドル_-_ダクト相互作用)は、ワイヤスペーサ型の高速炉燃料集合体の寿命を制限する因子として高燃焼度を達成する上での課題である。”BAMBOO”は、BDI発生下での集合体の健全性評価を目的として開発しているコードであり、BDIを原因とする燃料ピンの湾曲と被覆管のオーバリティを解析する。これらの変形を詳細に解析するため、スエリングと照射クリープによる被覆管の変形と、燃料ピンの再配置現象(ディスパージョン)を解析機能に追加した。これらの機能を用いてPhenixの高燃焼度集合体の燃料ピン束の変形を解析し、コードの検証を行った。この結果、ディスパージョンを考慮することにより、燃料ピンの変形を適切に解析できることを確認した。
収録刊行物
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- 日本原子力学会 年会・大会予稿集
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日本原子力学会 年会・大会予稿集 2005s (0), 425-425, 2005
一般社団法人 日本原子力学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205717653632
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- NII論文ID
- 130007026481
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可