原子炉からのビームを利用した熱中性子校正場の開発

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タイトル別名
  • Development of a thermal neutron calibration field using a reactor produced neutron beam

抄録

日本原子力研究開発機構JRR3即発ガンマ線分析用熱中性子ビームを利用して、熱中性子校正場の開発を始めた。これまで国内で黒鉛パイルを用いて行われていた中性子線量計の熱中性子校正では容易でなかった1mSvの照射を可能にし、現在の国家標準ともトレーザビリティを確保することを目的としている。産総研では、開発の第1ステップとしてビームチョッパーを用いた中性子スペクトルの測定、金箔の放射化法による中性子フラックスの測定、3He比例計数管による中性子バックグランドの測定を実施し、熱中性子校正場として利用可能かどうかのフィージビリティスタディを行った。本発表では、以上で得られた知見について詳細を述べる。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205721642368
  • NII論文ID
    130007032007
  • DOI
    10.11561/aesj.2008s.0.109.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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