飽和およびサブクール沸騰におけるマクロ液膜形成モデルの提案
書誌事項
- タイトル別名
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- Macrolayer formation model in saturated and subcooled pool boiling
抄録
飽和およびサブクール沸騰において,マクロ液膜形成のモデル化を行っ た.発泡点密度はポアソン分布に従って伝熱面上に分布しているとして, 2個の1次気泡が接合した合体泡がさらに接合して大きな蒸気塊を形成す ると仮定した.モデル中で使用する発泡点密度は,気泡発生による近隣 の発泡点での発泡抑制効果を考慮し,推算したものを用いた.1次気泡, 合体泡ともに三相界線からの蒸発により生長するとし,合体泡接合時に この間隙になる液がマクロ液膜を形成するとした.モデルによる結果は, 触針法によって測定された飽和およびサブクール沸騰の液層厚さとよく 一致する結果となった.
収録刊行物
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- 日本原子力学会 年会・大会予稿集
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日本原子力学会 年会・大会予稿集 2007s (0), 245-245, 2007
一般社団法人 日本原子力学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205722503808
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- NII論文ID
- 130007033253
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可