周波数分割型SQUIDマルチプレクサを用いたX線TESマイクロカロリメータ信号読み出し回路の開発
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- 大野 雅史
- 科学技術振興機構さきがけ 東京大学大学院工学系研究科
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- Lueker Martin
- University of California, Berkeley
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- Arnold Kam
- University of California, Berkeley
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- Dobbs Matt
- Mcgill University
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- George Elizabeth
- University of California, Berkeley
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- Holzapfel William
- University of California, Berkeley
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- 伊予本 直子
- 東京大学大学院工学系研究科
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- Lee Adrian
- University of California, Berkeley
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- Spieler Helmuth
- Lawrence Berkeley National Laboratory
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- 高橋 浩之
- 東京大学大学院工学系研究科
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- Westbrook Benjamin
- University of California, Berkeley
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- Richards Paul
- University of California, Berkeley
書誌事項
- タイトル別名
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- Readour circuit using the Frequency-Domain SQUID Multiplexing technique for X-ray TES microcalorimeter
抄録
X線TESマイクロカロリメータの大規模ピクセルアレイ検出器を実現するため周波数分割型(f-MUX)SQUIDマルチプレクサの開発を始めた。疑似TES素子(抵抗体)アレイとLCフィルタ、SQUIDネガティブフィードバックからなるf-MUX回路を試作し極低温にて動作させ、そのループゲインを測定し、読み出し回路の周波数帯域を評価した。周波数空間上にて各TESピクセルからの信号を分離するために、各TESピクセルは異なる周波数でバイアスされる。ゆえに読み出し可能なTESピクセル数は、f-MUX回路の周波数帯域幅によって決定される。本研究では大規模TESアレイの信号読み出しで必要十分な回路の周波数帯域幅を確保することを目指して、まず、ループゲイン上の共振ピークを観察し、回路の周波数帯域を制限する共振の原因について考察した。
収録刊行物
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- 日本原子力学会 年会・大会予稿集
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日本原子力学会 年会・大会予稿集 2010s (0), 77-77, 2010
一般社団法人 日本原子力学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205725652096
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- NII論文ID
- 130007036754
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可