1点炉モデルを用いた非均質体系の再臨界挙動評価
書誌事項
- タイトル別名
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- Study of Recriticality Behavior for Heterogeneous Systems with One-Point Kinetic Model
- (2)Abstraction of Technical Issues on Representative Scenarios Leading to Recriticality
- (2)代表的再臨界シナリオにおける課題抽出
説明
福島第一原子力発電所での炉心溶融事故と燃料デブリ取出計画を受け、万が一燃料デブリが再臨界となってしまった場合の熱と放射能影響の評価手法の開発が求められている。東芝で開発した過渡安全解析コードTRACTの機能拡充によってこれを実現するため、代表的な再臨界シナリオの具体化と予備評価用の1点炉モデルによる再現解析を行い、再臨界挙動評価コードの燃料デブリ体系における開発課題抽出を行った。<br>反応度投入が速い場合はドップラーフィードバックが支配的となり、密度や比熱といった燃料デブリ物性・初期状態の設定が重要であることがわかった。反応度投入が緩やかな場合は減速材温度フィードバックが支配的となり、燃料デブリから水への伝熱特性評価モデルが重要であることがわかった。<br>
収録刊行物
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- 日本原子力学会 年会・大会予稿集
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日本原子力学会 年会・大会予稿集 2013s (0), 154-, 2013
一般社団法人 日本原子力学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205726307200
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- NII論文ID
- 130004568791
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可