日本列島南西部に産出する陸成炭酸塩の年縞を利用した人為起源鉛の時間変遷推定の試み

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タイトル別名
  • Lead isotope ratios of freshwater carbonate tufa developed in Ryukyu Islands, Southwestern Japan

抄録

鉛同位体比を利用した人為起源鉛の議論に適した試料としては、高緯度地域では氷床コア、低緯度地域ではサンゴが試料として利用されている。地理学的にそれらが形成されない地域において、人為起源鉛の議論に有効な試料となりうるものの一つに、年縞を形成する陸成炭酸塩であるトゥファが挙げられる。琉球列島の徳之島と喜界島に発達するトゥファの鉛濃度と同位体比測定を行い、人為起源鉛の指標としてのトゥファの可能性について考察したので報告する。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205730491904
  • NII論文ID
    130005053493
  • DOI
    10.14862/geochemproc.55.0.243.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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