沿岸のpHの変動要因としての海藻の役割

書誌事項

タイトル別名
  • The role of macroalgae as a factor controlling spatial variation of pH in coastal environment.
公開日
2013
DOI
  • 10.14862/geochemproc.60.0.159.0
公開者
一般社団法人日本地球化学会

説明

近年、海洋酸性化に伴うpHの低下と海洋生態系への影響が危惧される中で、沿岸域は特に人間生活との関係が深く、その将来予測は重要な課題である。海藻類は沿岸の主要一次生産者の一つであり、CO2の吸収に関与することでpHの変動要因になりうると考えられる。そこで本研究では、海藻の生息する藻場から深度の大きな沖合までのpHの空間分布を測定し、沿岸のpHの変動に対する海藻の寄与を推定することを目的とした。 沖合の測点においては表層が最もpHが高く、深度とともにpHの低下が見られたのに対し、沿岸では底層付近に高pHな水塊の存在が示された。この海域は海底に海藻の大規模群落があることから、海藻の光合成に伴うCO2の消費が、沿岸の底層のpHを上昇させることが示唆された。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205731732224
  • NII論文ID
    130004593912
  • DOI
    10.14862/geochemproc.60.0.159.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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