モノハイドロカルサイトによるヒ酸の取り込み
書誌事項
- タイトル別名
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- Uptake of arsenate by monohydrocalcite
抄録
ヒ素は世界各地で水質・土壌汚染の原因となっている有害元素である。天然水中でヒ素は主にヒ酸もしくは亜ヒ酸として存在しており、酸化的環境においてはヒ酸の形態をとる。最近、カルシウム炭酸塩鉱物のカルサイトはヒ酸を効果的に吸着することが報告された。カルシウム炭酸塩鉱物の準安定相として、モノハイドロカルサイト(MHC)が知られている。MHCは準安定相であるため、カルシウム炭酸塩の安定相であるカルサイトよりも反応性が高いことが予想され、カルサイトよりもさらにヒ酸を効果的に取り除くことが期待される。そこで本研究ではモノハイドロカルサイトのヒ酸に対する取り込み挙動を室内実験から検討した。
収録刊行物
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- 日本地球化学会年会要旨集
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日本地球化学会年会要旨集 56 (0), 101-101, 2009
一般社団法人日本地球化学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205732717056
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- NII論文ID
- 130005053762
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可