モンモリロナイトによるグリシンの吸着反応とpH依存性
書誌事項
- タイトル別名
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- Glycine adsorption on montmorillonite and pH dependence
説明
生物を構成する重要な物質であるタンパク質の最も基本的な物質はアミノ酸である。初期の地球において生命が誕生するためにはアミノ酸が安定して存在できる物理化学的な条件が必要であると同時にアミノ酸重合のための駆動力となるエネルギーが不可欠であったと考えられる。このエネルギー源として挙げられているのが海底熱水系の熱エネルギーであり、その重合の場として考えられているのが粘土鉱物である。粘土鉱物は熱による変性からアミノ酸を保護する役割も果たしたのではないかと言われる(Imai,2004)。粘土鉱物がアミノ酸重合の場、また保護材としての役割を果たしうるのかということを実験室で検証する事を目的として研究した。
収録刊行物
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- 日本地球化学会年会要旨集
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日本地球化学会年会要旨集 58 (0), 131-131, 2011
一般社団法人日本地球化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205732759424
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- NII論文ID
- 130005054143
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可