南米パタゴニア溶岩台地のアルカリ玄武岩とマントル捕獲岩の希ガス同位体比
書誌事項
- タイトル別名
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- Noble gas isotopes of mafic phenocrysts and ultramafic xenoliths in alkali basalts of the Patagonian plateau lavas of southernmost South America
抄録
南米のパタゴニア溶岩台地(鮮新世から第四紀)はチリ海溝における海嶺沈み込みに伴うスラブウィンドウプロセスに起因するものと考えられている。スラブウィンドウモデルでは、OIBソースと同様の地球化学的特徴を持ったアセノスフェアの上昇がメルト生成に大きな役割を果たしたとされているが、希ガス、特にヘリウム同位体比はホットスポットで見られるマントル中の不均質のよいトレーサーであるので、パタゴニア溶岩台地(Pali AikeとMeseta de Buenos Aires)で採取したアルカリ玄武岩中のオリビン斑晶を破砕法を用いて希ガス同位体分析した。その結果、ヘリウム同位体比は大陸下マントルに典型的な特徴を示し、OIBソース同様のプルームの関与は考えにくいことが分かった。更に大陸下マントルの希ガスの特徴を明瞭にするため、今後はマントル捕獲岩の希ガス同位体分析も進めていく予定である。
収録刊行物
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- 日本地球化学会年会要旨集
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日本地球化学会年会要旨集 51 (0), 158-158, 2004
一般社団法人日本地球化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205732896640
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- NII論文ID
- 130004592187
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可