アトピー性皮膚炎

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  • アトピーセイ ヒフエン

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抄録

アトピー性皮膚炎(AD)は増悪・寛解を繰返す,瘙痒のある湿疹を主病変とする疾患であり,患者の多くはアトピー素因を持つ.ADは遺伝的な体質や様々な環境因子,精神神経的な要素などが複雑に絡み合って発症するが,病因を大別すると免疫アレルギー的機序と異常な皮膚機能に分けられる.ADの炎症に対してはステロイド外用療法を主とし,生理学的異常に対しては保湿剤外用を含むスキンケアを行い,瘙痒に対しては抗ヒスタミン剤,抗アレルギー剤を補助療法として併用し,悪化因子を出来るだけ除去することを治療の基本とする.

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