書誌事項
- タイトル別名
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- Undifferentiated High-Grade Pleomorphic Sarcoma of Bone (Previously Called Malignant Fibrous Histiocytoma of Bone) Occurred in the Mandible: Report of Two Cases and Review of the Literature
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説明
われわれは下顎骨に生じた骨未分化高悪性度多形肉腫の2例(65歳女性と77歳男性)を経験し,その1例では術前化学療法が奏効した。下顎骨に発生する骨未分化高悪性度多形肉腫に関しては,まず速やかに病理組織学的な診断を行うことが最も重要である。そして,十分な切除域を設定できる早期に,手術療法を検討することが重要と考えられる。時に,急速な増大をとり,既に来院時に切除域の設定が困難と診断される症例がある。その際には,術前化学療法が検討されるが,下顎骨に発生する骨未分化高悪性度多形肉腫の頻度はまれな上に,詳細な報告が少ない。術前化学療法の検討にあたり,このような症例報告の蓄積は必要と考え,報告を行った。
収録刊行物
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- 日本口腔診断学会雑誌
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日本口腔診断学会雑誌 27 (2), 202-209, 2014
日本口腔診断学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205736663552
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- NII論文ID
- 130004631811
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- ISSN
- 21882843
- 09149694
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可