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- 望月 隆
- 金沢医科大学
書誌事項
- タイトル別名
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- ヒフ シンキンショウ ノ ケンサホウ ダイ2ホウ
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説明
真菌検査法のうち近年発達の著しい分子生物学的方法について解説した.実例としてリボゾームRNA遺伝子を用いた皮膚糸状菌の菌種レベルの同定の試み,直接検体からDNAを抽出してPCRを行い,培養を経ずに原因菌を判定する手法(directPCR法)の応用例,そしてミトコンドリアDNAやリボゾームRNA遺伝子を用いたSporothrix schenckiiや皮膚糸状菌の種内変異の検出法とそれによる分子疫学への応用例について紹介した.使用にあたっては,各種の分子生物学的方法の感度と特異性を考え,個々の事例についてどのような方法を適応すべきか,またその結果が他の真菌検査の結果や臨床所見と矛盾しないか,よくよく吟味しなくてはならない.
収録刊行物
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- 日本皮膚科学会雑誌
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日本皮膚科学会雑誌 121 (1), 1-5, 2011
公益社団法人 日本皮膚科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205737674880
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- NII論文ID
- 130004708777
- 10030569353
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- NII書誌ID
- AN00196602
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- ISSN
- 13468146
- 0021499X
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- NDL書誌ID
- 10943118
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可