書誌事項
- タイトル別名
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- Four Cases of Cetuximab-Induced Anaphylactic Shock: Possible Avoidance of the Reaction by Prior Examination of Anti-IgE Antibody against Galactose-α-1,3-galactose
- 速報的小論文 セツキシマブによるアナフィラキシーショックの4例 : α-gal特異的IgE検出による回避の可能性
- ソクホウテキ ショウロンブン セツキシマブ ニ ヨル アナフィラキシーショック ノ 4レイ : a-gal トクイテキ IgE ケンシュツ ニ ヨル カイヒ ノ カノウセイ
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説明
セツキシマブによるアナフィラキシーショックの4例を経験した.糖鎖α-galが原因の牛肉アレルギーでは交差反応のためにセツキシマブアレルギーを生じるため,血清中牛肉特異的IgEを定量したところ4例中3例で検出された.ウェスタンブロット法にて全例でセツキシマブ特異的IgEが検出され,CAP-FEIA法にて全例でα-gal特異的IgEが検出された.事前に牛肉,セツキシマブ,α-gal特異的IgEなどを検索することにより,α-galが原因のアナフィラキシーショックを回避することが可能であると考える.
収録刊行物
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- 日本皮膚科学会雑誌
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日本皮膚科学会雑誌 124 (2), 179-183, 2014
公益社団法人 日本皮膚科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205737707776
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- NII論文ID
- 130003397415
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- NII書誌ID
- AN00196602
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- ISSN
- 13468146
- 0021499X
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- NDL書誌ID
- 025287232
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可