爪甲色素線条を呈した爪部Bowen病　―症例報告と爪部Bowen病内外報告156例の検討―

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タイトル別名
  • Subungual Bowen' s Disease Presenting as Longitudinal Melanonychia: a Case Report and Review of 156 Reported Cases with Bowen's Disease of the Nail Apparatus in the Literature
  • ソウコウ シキソ センジョウ オ テイシタ ツメブ Bowenビョウ : ショウレイ ホウコク ト ツメブ Bowenビョウ ナイガイ ホウコク 156レイ ノ ケントウ

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説明

<p>48歳男性．左示指に側爪郭に接しない幅3 mmの淡褐色色素線条あり．線条遠位部では爪甲の部分欠損がみられた．全切除生検でBowen病と診断後，爪器官を全摘して植皮した．ウイルス学的検索でHPV56型を検出し，免疫染色，in situ hybridizationでHPVの組織内局在を確認した．爪甲色素線条を呈する爪部Bowen病の多くは爪甲側縁部に発生し，側爪郭に接しない例は稀である．国内外で報告された爪部Bowen病156例，爪甲色素線条を呈したBowen病43例の文献的考察を加えて報告した．</p>

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