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- 夏秋 優
- 兵庫医科大学
書誌事項
- タイトル別名
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- ユウガイ ドウブツ ト ヒフビョウ
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抄録
皮膚疾患を引き起こす有害動物はきわめて多い.これらの有害動物がヒトの皮膚に対して,刺咬,吸血,接触によって有毒成分や唾液腺成分を侵入させることで,刺激性,あるいはアレルギー性の非感染性炎症反応を惹起する.また,寄生虫の侵入,あるいは有害動物の媒介によって感染した病原微生物に対して,感染性の炎症反応を生じる.これらの疾患に対して適切な診断を下すには,個々の有害動物の分布や生息環境,生態などを熟知しておく必要がある.本稿では有害動物による皮膚病の概略を把握するため,皮膚疾患を引き起こす主な有害動物とその病害について簡潔に解説した.
収録刊行物
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- 日本皮膚科学会雑誌
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日本皮膚科学会雑誌 116 (14), 2259-2264, 2006
公益社団法人 日本皮膚科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205739846656
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- NII論文ID
- 130004714779
- 10018687705
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- NII書誌ID
- AN00196602
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- ISSN
- 13468146
- 0021499X
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- NDL書誌ID
- 8601554
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可