この論文をさがす
説明
Qスイッチアレキサンドライトレーザー治療による太田母斑部皮膚色の変化をビデオマイクロスコープとコンピューターを用いて解析した.10人の患者の治療前,治療後の母斑部と対照部の画像を採取し,画像解析により3種の表色系で両部の色の差異(■)を計測した.その結果,明るさを示す指標である■L*(L*a*b*系),■メラニン指数(紅斑・メラニン指数系),■明度(マンセル系)が照射前後で有意に変動し(p<0.01),臨床的印象・評価と並行した.従って太田母斑のレーザー治療効果を色測定で定量する場合,明るさを表す指標が最も有用であり,客観的・定量的な効果判定に応用しうるものと考えた.
収録刊行物
-
- 日本皮膚科学会雑誌
-
日本皮膚科学会雑誌 106 (4), 415-, 1996
公益社団法人 日本皮膚科学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205740379520
-
- NII論文ID
- 130004680954
- 10011515231
-
- NII書誌ID
- AN00196602
-
- ISSN
- 13468146
- 0021499X
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可