CS-2100iの血小板凝集能検査―基礎的検討及び抗血小板薬の薬効評価に対する有用性の検討―
書誌事項
- タイトル別名
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- Platelet aggregation test using automated coagulation analyzer CS-2100i: Evaluation of basic performance and efficacy assessment of antiplatelet drugs
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抄録
<p>血小板凝集能検査は専用機器でしか測定できない検査である。当院では抗血小板薬の薬効評価を目的として,全血法での測定装置WBAアナライザー(株式会社タイヨウ)を用いて血小板凝集能を測定している。このたび凝固測定機器CS-2100i(シスメックス株式会社)で血小板凝集能検査が実施可能となった。CS-2100iでは,多血小板血漿(PRP)と乏血小板血漿(PPP)を準備すれば,その後の測定は自動で行われる。基礎検討の結果,日常検査に十分な性能であった。ADP 1 μM及び10 μMの2濃度を測定し最大凝集率を判定することで,全血法同様に抗血小板薬の薬効評価が可能であることが分かった。血小板凝集能検査はまだ実施施設が少ないが,CSシリーズの凝固検査装置はすでに多くの施設に導入されている。今後血小板凝集能検査の実施施設が増え,血小板凝集能検査の標準化が進み,抗血小板薬の薬効評価が広がることを期待する。</p>
収録刊行物
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- 医学検査
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医学検査 66 (5), 471-477, 2017
一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205742776576
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- NII論文ID
- 130006108884
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- ISSN
- 21885346
- 09158669
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可