学部留学生の情報リテラシー養成のための基礎調査
書誌事項
- タイトル別名
-
- A Study on Improving Undergraduate International Students’ Information Literacy
この論文をさがす
説明
外国人留学生が,日本の大学での学習に必要な情報リテラシーを日本語学習と関連させながら習得できるような,教育カリキュラムや教材を開発するための基礎調査として,ITの使用状況やITスキルの習得状況に関する質問紙調査を行った。学部留学生102人のデータを分析した結果,1)PCの操作には慣れている学生が多い,2)情報収集に関するスキルの習得状況が最も高く,また大学での必要度も高い,3)必要度が高いスキルのうち,日本語入力やワープロ文書作成は下級生の習得状況が低く,セキュリティ対策は上級生,下級生ともに習得状況が低いことが明らかになった。これらは日本語が密接に関係するスキルであり,日本語教育の側からの支援も必要だと思われる。
収録刊行物
-
- コンピュータ&エデュケーション
-
コンピュータ&エデュケーション 20 (0), 87-93, 2006
一般社団法人 CIEC
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205744894208
-
- NII論文ID
- 130004715679
-
- ISSN
- 21886962
- 21862168
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可