テレビ会議を活用した遠隔での討論学習における指導過程の工夫と多地点間交流の意義

書誌事項

タイトル別名
  • A Way Of Teaching Process And The Meaning Of Collaboration Between Different Locations Using TV Conferences
  • テレビ カイギ オ カツヨウ シタ エンカク デ ノ トウロン ガクシュウ ニ オケル シドウ カテイ ノ クフウ ト タチテン カン コウリュウ ノ イギ

この論文をさがす

説明

本論文は,過去数年間のテレビ会議システムを活用した討論型学習の実践において得た,より効果的に学習活動を展開するための指導過程における3つの視点と,そのなかでの生徒の変容の様子について述べたものである。学校教育において,テレビ会議を活用した学習は新しい学びの場を提供している。特に,へき地小規模校においては,日常の異質集団との関わりの少なさやフォーマルな交流の不足を補い,生徒のコミュニケーション能力を育成するうえで有効であると考える。そこで,これまでの実践から得た,テレビ会議を活用した協同学習を行ううえでの各メディアの有効な活用法や身につけるべきスキルについて述べる。また,その有効性について分析の対象としたコミュニケーションネットワークの様子および発話記録の分析について考察する。そのなかで,近年注目している多地点間交流での思考の変化についても述べる。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ