新入生のICT素養と学習効果の統計学的評価
書誌事項
- タイトル別名
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- Statistical Evaluations on Freshmen's skills and knowledge of ICT and Effectiveness of our Class
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説明
入学生のICT技能の格差が解消された平成20年から準備をして,我々の担当する情報処理の授業の到達目標の再構築を試みた。平成21年度と22年度の授業実践を経て,自らの授業を客観的に評価するため,各種の統計学的手法により,1)実技を含む入学生のICT素養の調査を行って母集団の特徴を把握し,2)到達目標に掲げた技量の学習効果を客観的に評価した。その結果,1)入学生の母集団の特徴が「Office周辺ソフトウェアの知識と技能」と「計算機やネットワークの知識と技能」を2軸とする散布図により表現できること,2)到達目標に掲げている全ての範疇の知識と技能において履修後の向上が確認された。しかし,課題も同時に明確になった。即ち,3)「文字コード」や「メイルヘッダー解析」など,いくつかの項目にあっては及第点に達しないものがあった。
収録刊行物
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- コンピュータ&エデュケーション
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コンピュータ&エデュケーション 29 (0), 86-91, 2010
一般社団法人 CIEC
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205745220224
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- NII論文ID
- 130004715720
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- ISSN
- 21886962
- 21862168
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可